新機能 電子ジャーナル書誌について
電子ジャーナル書誌の見方について紹介いたします。
■電子ジャーナル書誌 例1:Nature
世界で特に権威のある学術雑誌「Nature」。
この「Nature」の書誌詳細を見てみましょう。
電子ジャーナルのプラットフォームが3つあります。
1番の収録範囲が最も広く、present(最新号)まで閲覧できます。
2番・3番は「1 year ago」までの収録であり、1年前に出版したものまでです。(最新号閲覧不可)
本学では、Natureの電子ジャーナル契約および、
ProQuest Research Library、EBSCOhost Academic Search Premierのデータベース契約をしているため、この3つが表示されました。
ちなみに、本学契約分のほか、オープンアクセス(無料)のものが表示されることがあります。
■電子ジャーナル書誌 例2:
Biochemical and biophysical research communications
生化学・生物物理学の代表的ジャーナル
「Biochemical and biophysical research communications」を検索した例です。
蔵書検索の検索窓にタイトル入力をしましょう。
ジャーナルのタイトルが長いですが、サジェスト機能があるので検索はとても簡単です。
検索窓に「bioc」と入力した時点で、検索窓のすぐ下にサジェスト一覧が表示。
ここから選択します。
検索結果が3つヒットしました。そのうち2と3について解説します。
この2つは同じタイトルですが、雑誌書誌と電子ジャーナル書誌がヒットしています。
すなわち冊子体と電子ジャーナル両方が利用できるということです。
ここで、所蔵の冊子体と閲覧可能な電子ジャーナルの巻号・刊年の違いに注意してください。
その違いは、雑誌書誌をクリックし、書誌詳細画面で確認できます。
雑誌書誌でも、電子ジャーナルで閲覧可能な場合は、上記画像のとおり、表示されます。
電子ジャーナルのほうが閲覧可能な刊年が広いことがわかります。
こういった違いを読み取れることが使いこなしのポイントです。
パラパラめくって閲覧できる冊子体のほうが、安心できて他の記事にも意識が向きやすいという人もいれば、電子ジャーナルのほうが、ネットの簡便性・検索・その他の機能があって良いという人もいます。
それぞれの好みに応じて使い分けてください。
補足:検索ワードあれこれ
書誌詳細に「その他のタイトル:BBRC」とあります。
これは、検索キーワード「BBRC」でもヒットすることを指しています。
また、ISSN(図書の場合はISBN)を検索窓に入力することでも検索できます。
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